一条工務店の蓄電池2台目は元が取れる?我が家の1時間ごと年間データでシミュレーション

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一条工務店の蓄電池2台目は元が取れる?我が家の1時間ごと年間データでシミュレーション

太陽光をたくさん載せていると、「蓄電池をもう1台追加したら、もっと電気代が下がるのでは?」と考える方もいると思います。今回は、我が家の1時間ごとの年間データを使って、蓄電池を2台にした場合に元が取れるのかを試算しました。

自分の家でも試算したい方へ

この記事では我が家の1時間ごとの年間データで試算しましたが、蓄電池2台目の結果は、太陽光容量、売電単価、買電単価、生活リズム、補助金の有無で変わります。

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結論:我が家では、2台目蓄電池は「元を取る目的」だと厳しい

先に結論から書くと、我が家の条件では、蓄電池をもう1台追加しても、電気代削減だけで元を取るのはかなり難しそうでした。

追加費用約70万円後付け概算
年間メリット約6,900円単純試算
回収年数約101年70万円÷年間メリット

太陽光の余剰発電はかなりあります。それでも回収が難しい理由は、2台目で減らせる買電の多くが、もともと単価の安い夜間買電だったためです。

我が家の前提条件

今回のシミュレーション条件は以下です。

住宅会社一条工務店
太陽光容量11.75kW
現在の蓄電池容量7.04kWh
追加する2台目の想定容量7.04kWh
2台目の追加費用約70万円
補助金なし
電力会社・プラン北陸電力 くつろぎナイト12
売電単価16円/kWh
蓄電池の設定冬:スマートモード/冬以外:節エネモード

※2台目の追加費用70万円は、後付けで追加する場合の概算として、一条工務店の担当者に確認した金額です。

使ったデータ:1時間ごとの発電・消費・売電・買電データ

今回は、2025年2月1日から2026年1月31日までの1年間、1時間ごとのデータを使いました。月別の電気料金だけではなく、どの時間帯に売電していて、どの時間帯に買電しているかまで見られるため、蓄電池の追加効果を考えるにはかなり相性のよいデータです。

項目年間合計
発電量約13,575kWh
消費量約7,546kWh
売電量約8,521kWh
買電量約3,065kWh

年間で見ると、売電量はかなり多いです。数字だけ見ると「2台目の蓄電池を入れれば、かなり自家消費できそう」と感じます。ただ、実際には売電が多い時間帯と買電が必要な時間帯が完全には一致しません。

太陽光容量の実例を見たい方は、太陽光容量アンケートも参考になります。ほかの家庭の電気代投稿は、電気代データにまとめています。

料金単価の前提

北陸電力のくつろぎナイト12は、夜間時間が20時から翌8時までのプランです。今回の試算では、以下の電力量料金単価を使いました。

時間帯単価
昼間時間39.87円/kWh
ウィークエンド時間33.80円/kWh
夜間時間26.98円/kWh
売電単価16円/kWh

※料金単価には燃料費調整単価、再エネ賦課金などは含めていません。実際の請求額とは一致しないため、あくまで単純比較用のシミュレーションです。

計算方法:売電を減らして、買電をどれだけ減らせるか

蓄電池を追加した場合の経済メリットは、単純に「買電が減った金額」だけでは見られません。太陽光の余剰電力を蓄電池に回すと、その分だけ売電収入が減るからです。

年間メリット = 買電削減額 − 売電収入の減少

また、蓄電池は充電した電気を100%そのまま使えるわけではありません。今回は、簡易的に往復効率90%として計算しました。

2台目を追加した場合のシミュレーション結果

現在の7.04kWhの蓄電池に、同じ7.04kWhをもう1台追加した場合の試算結果です。

項目年間試算
2台目で減らせそうな買電量約686kWh/年
その代わり減る売電量約762kWh/年
買電削減額約19,100円/年
売電収入の減少約12,200円/年
差し引きメリット約6,900円/年
70万円の回収年数約101年

年間で約686kWhの買電を減らせる計算にはなりました。ただし、そのために約762kWh分の売電が減ります。買電削減額から売電収入の減少を差し引くと、年間メリットは約6,900円でした。

なぜ、太陽光が大きいのに元が取りにくいのか

一番大きな理由は、2台目で減らせる買電のほとんどが夜間買電だったことです。

減らせる買電の時間帯年間買電削減量
夜間時間約630kWh
昼間時間約35kWh
ウィークエンド時間約21kWh

くつろぎナイト12は、夜間単価が昼間より安く設定されています。そのため、夜間買電を減らしても、昼間買電を減らすほどの金額メリットは出にくくなります。

さらに、蓄電池に充電する電気は、本来なら16円/kWhで売電できていた電気です。つまり、2台目の蓄電池は「買電を減らす効果」と同時に「売電収入を減らす効果」も持っています。

月別に見ると、メリットが大きいのは冬と春先

月別の差し引きメリットは以下のようになりました。

差し引きメリット
2025年2月約252円
2025年3月約1,316円
2025年4月約568円
2025年5月約94円
2025年6月約197円
2025年7月約133円
2025年8月約466円
2025年9月約452円
2025年10月約829円
2025年11月約862円
2025年12月約1,273円
2026年1月約468円

冬は買電が増えるため、追加蓄電池の効果も出やすくなります。一方で、春から夏は発電量も売電量も多いものの、そもそも買電が少ない月もあり、2台目の効果は限定的でした。

電気代が上がれば回収できる?

将来の電気料金が上がれば、蓄電池で買電を減らす価値は大きくなります。ただし、今回の条件では、電気代がかなり上がっても70万円の回収は簡単ではありません。

買電単価の前提年間メリット回収年数
現在の単価前提約6,900円約101年
+10円/kWh約13,800円約51年
+20円/kWh約20,600円約34年
+30円/kWh約27,500円約25年

10年で回収しようとすると、70万円÷10年で年間7万円のメリットが必要です。今回の試算では約6,900円なので、単純計算ではかなり差があります。

それでも2台目蓄電池に価値がないわけではない

今回の結果だけを見ると、2台目蓄電池は経済的には厳しいです。ただし、蓄電池の価値は電気代削減だけではありません。

  • 停電時に使える電力量を増やしたい
  • 災害時の安心感を重視したい
  • 売電よりも自家消費を優先したい
  • 将来的な電気料金上昇への備えにしたい
  • 太陽光で作った電気をできるだけ自宅で使いたい

このような目的なら、2台目を検討する意味はあります。ただ、「元が取れるか」だけで考えると、我が家のデータではかなり厳しいという結果でした。

2台目蓄電池が向いていそうな家庭

今回のシミュレーションを踏まえると、2台目蓄電池が向いているのは、次のような家庭だと思います。

  • 停電対策をかなり重視している
  • 昼間ではなく夕方から夜にかけての使用量が多い
  • 売電単価が低く、買電単価との差が大きい
  • 補助金で実質負担額を大きく下げられる
  • 経済性よりも安心感を優先したい

逆に、我が家のように夜間単価が比較的安いプランを使っていて、すでに1台目の蓄電池である程度まかなえている場合は、2台目の経済メリットは出にくい可能性があります。

蓄電池の台数や使い方の実例は、蓄電池アンケートでも確認できます。

自分の家でも試算したい方へ

この記事では我が家の1時間ごとの年間データで試算しましたが、蓄電池2台目の結果は、太陽光容量、売電単価、買電単価、生活リズム、補助金の有無で変わります。

自分の家の条件でざっくり確認したい方は、ChatGPTに入力できる試算テンプレートも用意しています。

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まとめ:我が家は2台目を急いで入れなくてもよさそう

我が家の1時間ごとの年間データで見ると、2台目蓄電池による年間メリットは約6,900円でした。後付け追加費用を約70万円とすると、単純回収年数は約101年です。

太陽光11.75kWで売電量が多くても、追加した蓄電池で減らせる買電の多くが夜間買電になると、金額メリットは思ったほど伸びませんでした。

そのため、我が家の場合は、2台目蓄電池は「電気代で元を取る設備」というより、「停電対策や安心感にどれだけ価値を感じるか」で判断する設備だと感じました。

注意事項:この記事は、我が家の1時間ごとの発電量・消費量・売電量・買電量データをもとにした簡易シミュレーションです。実際の効果は、地域、電力会社、料金プラン、太陽光容量、蓄電池の制御、天候、生活スタイル、燃料費調整単価、再エネ賦課金、設備劣化、停電時設定などによって変わります。導入判断は、必ず最新の見積、公式情報、担当者の説明を確認したうえで行ってください。

⚡ 一条工務店の電気代データ

この記事とあわせて、実際の電気代データも確認できます。

月別の電気代、太陽光・蓄電池の有無、家族人数などをもとに、施主の投稿データを集計しています。気になる金額感をデータで見比べられます。

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承認済み電気代データ 15

※当サイトは一条工務店の公式サイトではありません。掲載データは投稿・アンケート・承認済み情報をもとにした非公式の参考情報です。

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