新生児育児を楽にする方法|育休パパが支えた0〜28日の記録

目次

はじめに

新生児期の排泄記録(排尿・排便のぴよログデータ)。1日10回以上の排泄でおむつ替えの頻度が多いことがわかる。
新生児期の排泄記録(排尿・排便)。おむつ替えは1日10回以上発生。

新生児期(生後0〜28日)は、初めての育児で細切れ睡眠・頻回授乳・家事の両立で親の体力が削られる最難関です。

私は立ち会い出産で妻の奮闘に胸を打たれ、父親になれた喜びで泣きました。同時に、育休1年という“時間の自由”を活かして、夜間の授乳対応と家事の主導を引き受けました。

ぴよログの実測データでは、授乳は1日6〜11回、夜間は2〜4回、ミルクは1日300〜450ml、おむつ替えは15回以上

この現実に対して、我が家では夜間の交代制・搾乳機の導入・家事の固定化を取り入れ、「母は眠れる/父は関われる/家計も助かる」を実現しました。

本記事は、本記事は、第一子の新生児期を育休パパとしてどう支えたかを振り返ります。


新生児期0〜28日の実態は?

新生児期の1日の生活記録(授乳・睡眠・排泄が数時間ごとに繰り返される様子)
新生児期の1日の生活記録。授乳・睡眠・排泄が細切れで繰り返されている

新生児期とは、生後0〜28日までの時期を指します。
この期間の特徴は「授乳・おむつ替え・寝かしつけ」の繰り返しです。

  • 授乳:1日6〜11回(母乳60〜90分、ミルク300〜450ml)
  • おむつ替え:1日15回以上(授乳前後で交換することが多い)
  • 睡眠:1日14〜20時間(ただし2〜3時間ごとの細切れ睡眠)

新生児は長時間眠っているように見えても、親が連続で眠れるのは2〜3時間が限界。
「まとめて眠れる時間をどう確保するか」が最重要テーマです。


新生児育児を少しでも楽にするには?

結論:完璧を目指さず、優先順位をつけることです。
我が家では「授乳とおむつ替えさえできれば100点」と基準を決めました。

すべてを完璧にこなそうとすると必ず疲弊します。
「最低限でOK」という割り切りが心を守る一番のコツです。


夜間授乳をどう回したか?父の担当ルール

夜間授乳は特に負担でした。実際の記録では、夜間だけで2〜4回(例:22:45/0:45/2:10/4:20/5:00) の授乳が発生しています。

  • 担当ルール:「ミルクだけのときはすべて夫」
  • 哺乳瓶:最初は1本 → 退院後3日で4本に買い増し(乾かず回らなかったため)
  • 消毒方法:最初はミルトン → レンジ消毒に切り替え

哺乳瓶は最低2本以上あると安心。
レンジ消毒は手間を大幅に削減してくれました。


搾乳機を導入するメリット

導入した搾乳機「ピジョン 母乳アシスト 電動 handy fit+」
ピジョン 母乳アシスト 電動搾乳機 handy fit+の実物写真

結論:自動搾乳機の導入で、母・父・家計すべてが楽になる
我が家では 「ピジョン 母乳アシスト さく乳器 電動 handy fit+」 を導入しました(2024年2月21日)。

母のメリット
  • 夜間にまとまって眠れる
  • 母乳を溜めないので乳腺炎予防
  • 電動なので手首への負担が減り、腱鞘炎予防にもつながる
父のメリット
  • 夜間授乳を担当できる
  • ミルクを作る手間がなくなる
家庭全体のメリット
  • ミルク代を節約できる
  • 「父も授乳できる」ことで夫婦の協力体制が強まる

「母は眠れる/父は関われる/家計も助かる」の三拍子。
まさにWin-Winの選択肢でした。


親はどのくらい眠れる?睡眠不足対策

新生児は20時間近く寝ても2〜3時間ごとに起きるため、親はまとまった睡眠が取れません。

我が家では夜間を「0〜3時は夫、3〜6時は妻」と交代制にし、それぞれ 平均5時間の連続睡眠 を確保。
勤務外の時間は昼寝も自由に取り、体力を維持しました。

😅 体験談

一番きつかった夜は、自分が眠気で落ちないためにスクワットで身体を起こしました。
夜勤慣れがあっても、本当に過酷な時間帯でした。


家事はどう効率化した?

新生児期は育児タスクだけで1日20回以上。
そこで我が家では意思決定を減らし、家事をルーティン化しました。

  • 朝はパン
  • 昼は麺
  • 夜は丼+具沢山味噌汁
  • 家電(食洗機・乾燥機・ロボット掃除機)をフル稼働

宅配サービスは未使用でしたが、「夜だけミールキット」を導入した場合は1食600〜800円程度という試算もしました。ダブル育休中は固定費・食費の見直しが効きやすい時期でもあります。


夫婦の協力体制をどう築いた?

結論:役割を明確に分担することが、新生児期を乗り越える最大のカギ

我が家の分担は次の通りです。

  • 夫:夜間のミルク・おむつ替え・買い出し・家事全般
  • 妻:母乳授乳・日中の育児・洗濯

喧嘩は特になく、お互い勤務外はフリー。
「して当たり前」ではなく「してくれてありがとう」と思えるかどうかが大事でした。


気持ちを軽くする工夫

産後は妻が落ち込むこともありましたが、夫婦で「授乳とおむつができれば十分」と声を掛け合い、安心感を共有しました。

  • ぴよログ:授乳・排泄・睡眠を夫婦で共有
  • アレクサ連携:授乳中でも声でハンズフリー入力

🌱 おすすめ
「今日はこれだけでOK」という最低ラインを決めると、気持ちが軽くなります。


よくある失敗と回避策

  • 妻が「授乳は全部自分でやらなきゃ」と思い込み疲弊しかけた
    → 役割を再分担し、家事は夫が多く担うことで改善。
  • 他の家庭と比べて落ち込む
    体重が1か月で+1.4kg(2985g→4370g) 増えていたことを確認し、自信を取り戻せた。

まとめ

  • 新生児期(0〜28日)は「授乳6〜11回/夜間2〜4回/おむつ替え15回以上/細切れ睡眠」という現実
  • 父が旗振り役になり、夜間交代制・搾乳機・家事ルーティンを導入することで、母の休息・父の関与・家計の最適化を同時に実現
  • 我が家で特に効果があったのは、夜間の時間割(0–3時:父/3–6時:母)、搾乳機(handy fit+)、そして“授乳とおむつで100点”の合言葉

結論
新生児育児を楽にするカギは、父が仕組みを作り、夫婦で支え合うこと
完璧ではなく基準を見直すことで、家族全員が楽になります。

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