目次
はじめに

断熱等級7の家にすると、2月の電気代はどうなる?太陽光や蓄電池を導入しても冬は赤字になるの?



実際のデータを公開するね。我が家(一条工務店グランスマート/太陽光11.75kW+蓄電池7.04kWh)の2025年2月の電気代と売電収支を紹介します!
我が家の前提条件【一条工務店×太陽光+蓄電池】
- 契約:北陸電力「くつろぎナイト12」
- 太陽光発電:11.75kW
- 蓄電池:7.04kWh(満充電で夜間約1日分をカバー)
- 家族構成:夫婦+子ども1人
- 床暖房設定:24時間つけっぱなし
・1階:全室28℃
・2階寝室:28℃
・2階子ども部屋(未使用):24℃
地域や天候により数値は変動します。あくまで我が家の実測データです。
・FIT売電単価:16円/kWh
・買電単価(平均):約26.7円/kWh(23,372円 ÷ 876kWh)
【電気代公開】2025年2月の買電・売電・発電量まとめ
- 買電料金:23,372円
- 買電量:876kWh(単価換算で約26.7円/kWh)
- 売電収入:1,824円(114kWh ×16円)
- 差引合計:▲21,548円(赤字)
2月は日照時間が短く、発電ゼロの日が8日間。売電収入はわずか1,824円で大幅赤字となりました。
電気使用量と発電量の合計
- 総使用量:876kWh
・昼間(その他季):128kWh
・ウィークエンド:53kWh
・夜間:695kWh - 太陽光発電量:約144kWh
- 売電量:114kWh
- 蓄電池放電量:約130kWh
夜間消費が695kWhと全体の約8割を占め、床暖房の稼働が最大要因でした。
特に床暖房は24時間稼働・1階と寝室28℃設定だったため、消費量が大きくなりました。
日別グラフで見る2月の特徴
消費量の推移


床暖房稼働で毎日30〜40kWhの消費が続きました。
発電量の推移


発電ゼロの日が8日間あり、全体の発電量は大きく低下しました。
買電量の推移


発電不足を補うため、毎日30〜40kWhを買電しました。
2月のポイントと今後の展望
- 発電ゼロの日数:8日間
- 売電量:114kWh → FIT収入は1,824円
- 買電量:876kWh(単価26.7円/kWhで23,372円)
- 蓄電池の夜間利用は一定の効果あり
- 床暖房フル稼働(24時間・28℃設定)が最大の要因
冬は赤字でも、春〜夏に黒字が大きく出るため、年間トータルではプラスに転じやすいです
Q. 床暖房を24時間つけっぱなしにすると、やはり赤字は避けられませんか?
A. 消費量は増えますが、断熱性能が高い家では室温が安定し、快適性を優先できます。家計重視なら設定温度を下げるのも一つの工夫です。
まとめ
- 2025年2月の電気代は ▲21,548円の赤字
- 買電単価は約26.7円/kWh、FIT売電単価は16円/kWh
- 床暖房を24時間稼働(1階・寝室28℃)した影響で消費量が増加
- 年間で見ると春〜夏の黒字で取り返せる見通し



やっぱり単月だと厳しいね



でも、年間で見れば安心できる設計だよ
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