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結論:一条工務店の2月は電気使用量が多くなるが、異常ではない
北陸の冬は寒さが厳しく、日照も少ないため、一条工務店のような高断熱住宅でも2月は電気使用量が増えやすいです。
我が家の実測では、2025年2月の購入電力量は876kWhでした。
ただし、ここで大事なのは「電気を使った=失敗」ではないということ。
我が家は 全館床暖房を常時ON、室温は約22℃を目安に運用しています。さらに冬は雪で太陽光パネルが埋まりやすく、発電が落ちる日も多い条件です。そうした前提が揃えば、2月の使用量が増えるのは自然な結果です。
このあと、月別データ(全体像)→日別データ(内訳の根拠)の順で見ながら、「なぜ増えるのか」「増える日の共通点は何か」を分解していきます。
- 結論:一条工務店でも2月は電気使用量が増えやすい
- 我が家の2月の購入電力量:876kWh(北陸・実測)
- 床暖房:常時ON/室温:約22℃
- 冬は雪で発電が落ちやすく、使用量増は「異常」ではない
2025年2月の電気使用量と気温・天候の実測データ(北陸)
まずはデータを先に出します。
今回使用するのは、北陸電力の「Webサービス(見える化)」で確認できる 購入電力量(kWh)です。
- 2月の月別:876kWh
- 日別(2月中):おおむね20〜40kWh/日の範囲で推移
- 最低気温:0℃以下の日が多い
- 天候:雪・曇りが多い

全館床暖房を常時ON(室温目安22℃)、積雪により太陽光発電が期待できない日が多い条件下での実測データ。
- 北陸/一条工務店/延床35坪/4人家族
- 全館床暖房:常時ON(室温目安22℃)
- 太陽光:冬は積雪でパネルが埋まる日が多い
- 蓄電池:夜間メイン
- 浴室乾燥:未採用(使用なし)
- 食洗機:1回/日、洗濯乾燥:乾燥1回/日
2月に電気使用量が増える3つの理由
2月に電気使用量が増える理由は、ざっくり言うと次の3つです。
我が家は床暖房を常時ONで運用しています。外気温が低い日が続くと、家全体を一定温度に保つために消費電力が増えやすくなります。
北陸の冬は雪・曇りが多く、太陽光の期待値が下がります。積雪でパネルが埋まる日があると、発電がほぼ見込めないケースも出てきます。
日中に十分に発電できないと、蓄電池に貯める量も増えません。結果として、夜間のカバーはできても、日中の消費を全て賄いきれず、買電が増える日が出てきます。
ここまでを押さえると、2月の電気使用量は「性能が悪い」ではなく、気候条件と運用条件の組み合わせで説明できることが見えてきます。
電気使用量が多い日の共通点(気温・天候・生活条件)
日別データを眺めると、電気使用量が増えた日は、だいたい共通パターンに収束します。
- 最低気温が0℃以下(またはそれに近い)
夜間から朝にかけて冷え込むほど、暖房負荷が上がりやすいです。 - 雪・曇りの日が続く
発電が期待できず、蓄電池の充電も伸びづらい。結果として買電に寄りやすくなります。 - 生活負荷が一定以上ある(4人家族+乾燥機など)
我が家は- 食洗機:1回/日
- 洗濯乾燥:乾燥1回/日
を基本運用しています。浴室乾燥は未採用なので、増加要因は主に「暖房+日常家電」です。
在宅が不規則でも、2月は「家の熱が逃げにくい」とはいえ外気が強く冷える日が続くと、底上げで電力が増える傾向が出ます。
つまり「特別なことをしていなくても増える月」であり、ここを理解しておくと安心です。
逆に電気使用量が少なかった日はどんな日か?
反対に、電気使用量が少ない日は分かりやすいです。
- 最低気温がそこまで下がらない
- 雪ではなく、曇りでも“薄日”がある
- 日中の暖房負荷が軽い
このあたりの日は、床暖房が常時ONでも、家が一度温まると維持のための負荷が下がるため、結果として1日あたりのkWhが落ちやすくなります。
この「少ない日の条件」を知っておくと、2月の電気使用量が多い日を見ても、“原因の見当がつく”状態になり、不要な不安が減ります。
浴室乾燥なし・乾燥機毎日使用でもこの使用量だった理由
「2月に電気を使う」と聞くと、浴室乾燥や暖房器具の追加使用を疑う方が多いと思います。
ただ、我が家は 浴室乾燥を採用していません。そのうえで、
- 食洗機:1回/日
- 洗濯乾燥:乾燥1回/日
という一般的な生活負荷の範囲で、2月の使用量は上振れしました。
つまり、この2月の数字は「特殊な使い方の結果」ではなく、北陸の冬×床暖房常時ON×積雪による発電低下の影響が大きい、ということです。
このデータから分かる「一条工務店で後悔しない考え方」
このデータから言える、後悔しないためのポイントは次の3つです。
- 冬の“ピーク月”だけで判断しない
2月は最も厳しい条件になりやすい月です。月単体で「高い/安い」を断定すると、判断を誤りやすくなります。 - 電気使用量(kWh)と電気代は分けて考える
太陽光・蓄電池がある家では、同じkWhでも実質負担が変わります。 - “自分の運用”で結果が変わることを知っておく
床暖房の運用(常時ON/時間帯)、室温設定、乾燥機の頻度など、生活条件が違えば結果も変わります。
だからこそ、実測データは「絶対値」ではなく、判断材料(目安)として活かすのが最適です。
実際に住んでから気づいた後悔・注意点はこちらで整理しています
まとめ|2月の電気使用量は“月単体”では判断しない
2025年2月、我が家の購入電力量は 876kWhでした。
ただし、その背景には
- 北陸の冬(低温・雪・日照不足)
- 床暖房:常時ON(室温目安22℃)
- 積雪で発電が落ちやすい
- 4人家族+日常家電(食洗機・乾燥機)
といった、説明可能な条件があります。
2月の数字は「異常」ではなく、条件が揃えば起きる“ピーク”です。
大切なのは、ピークを想定した上で、年間・月平均・実質負担まで含めて判断すること。
この記事が、検討中の方の不安を減らし、判断をしやすくする材料になれば嬉しいです。

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