【レビュー】一条工務店で一夏過ごした感想|外気38℃でも快眠&電気代は実質プラス収支

目次

はじめに|一条工務店の「夏の快適さ」は本当か?

「一条工務店の家は冬に強い」と言われますが、夏の住み心地はどうなのか気になりませんか?
高気密高断熱の住宅は「夏は逆に暑いのでは?」と心配する声もよく聞きます。

結論から言うと、我が家(グランスマート)は外気38℃の猛暑日でも快適に過ごせました
エアコンは日中23℃設定、夜間24℃設定で24時間稼働。室温は1階26℃、2階24℃前後を安定して保ち、大人も子どもも寝汗をかくことなく快眠できました。

この記事では、一条工務店の家で実際に一夏(6〜9月)を過ごした体験をもとに、快適だった点・気づいた課題・光熱費の実態をまとめます。


一条工務店の夏の住み心地レビュー|エアコン1台で家中が快適

  • 室温は常に24〜26℃前後で安定
  • 外気温38℃でも「暑くて寝苦しい」と感じることがなかった
  • 長袖パジャマ+布団でも快眠できた(子どもはパジャマのみ)
  • 家事中も暑さを感じず、玄関を開けた瞬間から涼しい空気に包まれる
  • 来客から「エアコン1台でこんなに涼しいの?」と驚かれるほど

我が家の冷房は2階廊下のエアコン1台(F式)のみ。
全館空調「さらぽか空調」は導入していませんが、家全体がほぼ一定の温度で快適に保たれました。

以前住んでいた賃貸では、シングルガラス窓の影響でエアコンをつけっぱなしでも部屋が冷えず、電気代も高額でした。
それに比べると、一条工務店の家では性能の違いを肌で感じる夏になりました。


なぜ一条工務店の家は夏でも快適なのか?【断熱・気密・換気の効果】

断熱等級7相当の高性能仕様

  • 外気の熱を遮断し、冷気を逃がさない構造
  • 高気密によって室内温度のムラを防ぐ

換気・遮熱対策がしっかりしている

  • ロスガード90が家全体に空気を循環させ、冷気を均一化
  • ハニカムシェードが直射日光を遮り、日射熱の侵入を防ぐ

これらが組み合わさることで、「さらぽか空調なし」でも全館快適を実現できています。


一条工務店の夏に感じた課題と注意点【F式・西日・扉の開閉】

部屋を閉めると温度が上がる

  • 扉を閉めると冷気が届きにくく、室温が26℃前後に上昇
  • F式(廊下冷房)では空気の流れを意識する間取り設計が重要

西日の影響と2階の温度差

  • 西日の当たる子ども部屋は午後に暑くなりやすい
  • 2階から1階に降りると「むっと」する空気を感じることがある

ロスガードの音について

  • 夜間に送風音が少し気になるが、睡眠の妨げにはならない

日射遮蔽(シェード・庇)や扉の開閉など、運用の工夫で改善できる範囲です。
夏はエアコン1台で十分快適ですが、各部屋の扉を開け冷気の回りを意識することでより均一な温度に保てます。


湿度と空気の快適さ|梅雨〜真夏のジメジメも感じない家

湿度と除湿の実際

  • 冷房を常時使用していたため、梅雨時もジメジメ感なし
  • 室内干しにはハイブリッド除湿機を4時間ほど使用(乾き具合は安定)

夏の生活動線と体感

  • 子どもと遊ぶときはじんわり汗をかく程度
  • 朝起きても汗をかかず快適に目覚められる
  • 家事中も不快な暑さは感じず、常に穏やかな空気環境

高気密+ロスガード90の組み合わせで、
「湿度の不快さがない」「空気が澄んでいる」夏を実感できました。


一条工務店の夏の電気代と売電収入【太陽光+蓄電池の実力】

我が家は太陽光11.75kW+蓄電池7.04kWhを採用しています。
エアコンを23℃設定で24時間稼働していた一夏(6〜9月)の結果がこちらです。

電気代使用量売電収入売電量(kWh)実質収支
6月3,371円20kWh17,760円1,110kWh+14,389円
7月3,178円13kWh21,936円1,371kWh+18,758円
8月4,031円51kWh17,200円1,075kWh+13,169円
9月3,926円50kWh13,792円862kWh+9,866円

4か月間の合計:
電気代 14,506円/売電収入 70,688円 → 実質+56,182円の黒字!

冷房をつけっぱなしにしても、光熱費がプラス収支になる家
これはまさに「性能と経済性を両立した家づくり」の証明です。


一夏を過ごして実感した「快適性と経済性」の両立

  • 外気38℃でもエアコン1台で全館が快適
  • 電気代は4か月でわずか1.4万円台
  • 売電による収入で、家計は実質大幅黒字
  • 夏の家事・育児・睡眠、すべてが快適に保てた

エアコンを24時間稼働しても、快適性と経済性が両立できるのが一条工務店の強みだと感じました。
特に「さらぽか空調なしでも快適に過ごせた」点は、多くの検討者にとって安心材料になるはずです。


まとめ|一条工務店の夏は「涼しく・静かで・家計にやさしい」

  • 外気38℃でも室温24℃前後をキープし、快眠できた
  • 西日や扉の開閉で暑さを感じる場面はあったが、工夫で改善可能
  • 6〜9月の電気代は実質プラス収支(+56,182円)

一条工務店の家は「冬だけでなく夏も強い」。
高断熱・高気密・太陽光のトリプル性能で、快適な住み心地と家計の安心を両立できました。


✍️執筆者メモ
この記事は「一条工務店グランスマート」で実際に生活した電気代・売電明細・発電量グラフを基に執筆しています。
リアルな暮らしを数字と体感でお伝えできれば幸いです。

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